ヨガと完璧の誤解
- yukisyoga
- 11月2日
- 読了時間: 2分
更新日:11月3日
「ヨガをやるといつも完璧?」という誤解
ヨガをやっていると、よくこんな誤解を受けます。「いつも穏やかで怒らない」「オーガニック食品しか食べない」「薬を飲まない」
…でも、正直に言うと、ヨガの先生も人間です。風邪をひくこともあれば、腰痛になることもあります。私自身も、40代で50肩になりました。頭痛がする時は状況に応じて頭痛薬を服用することもあります。
ヨガは不死身の体を作る魔法ではない
ヨガは「気づきの道」です。50肩になったとき、左腕が動かせないという不自由さを味わいました。その不自由な体を持ったまま、どうやって心に自由さを持つか。それが私の体験でした。
大切なのは、症状そのものではなく、そのとき自分がどう在るかです。ヨガを教える立場でも、行うことのできないポーズがある。それは不完全でしょうか? そう考える機会になりました。
日々の調整とストレスとの付き合い方
ヨガを教え始めて以来、頭の中はいつもヨガでいっぱいです。どう伝えればわかりやすいか、改善点はないか、日々の反省や新しい取り組み…。
そんな日々の中で肩こりしたり、便秘になったりすることもあります。日常生活では私も人間関係によるストレスを感じることもあります。
でも、心の整え方を知っていると、できる限りストレスから自分を守ることができます。そんな時こそ、瞑想やポーズで調整します。
ヨガとは「調整」です。日々の体と心を、できる範囲で整えていくこと。それがヨガです。
ヨガという舵を持って人生を進む
人生を生きるのは、ヨガという舵を持ちながら進んでいく船のようです。時には波が荒れることもありますが、舵を手に、自分の心と体を見つめながら進むことができます。
ヨガは完璧になるためのものではなく、自分を知り、整え、人生をより自分らしく生きるための道。それを忘れずに日々を過ごすことが、ヨガの実践です。





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