「自分と向き合う」って、どういうこと?
- yukisyoga
- 7月6日
- 読了時間: 2分
「自分と向き合うことが大切。」
最近、この言葉を耳にする機会が増えました。
でも、「自分と向き合う」って、一体どういうことなんだろう。
私自身、ヨガを学ぶ中で感じているのは、自分と向き合うとは、自分を分析することではないということです。
「私はどうしてこんな性格なんだろう。」「なぜこんなことを言ってしまったんだろう。」「本当は何がしたいんだろう。」
もちろん、そんな問いも大切です。
でも、考え続けることで、かえって頭の中が忙しくなってしまうこともあります。
ヨガで大切にしているのは、考えることよりも、感じること、そして観察すること。
呼吸が浅くなっていることに気づく。
肩に力が入っていることに気づく。
焦りや不安が湧いていることに気づく。
そして、それを良い・悪いと判断せず、ただ見つめる。
その繰り返しが、心の中に少しずつ「スペース」を育ててくれます。
このスペースは目には見えません。
けれど、確かに存在します。
スペースがあると、感情や出来事にすぐ反応するのではなく、一呼吸置くことができます。
「今、私は焦っているな。」
「この言葉に傷ついたんだな。」
そんなふうに、自分の状態を静かに眺められるようになります。
そうすると、不思議と選択が変わってきます。
すぐに怒るのではなく、落ち着いて話せる。
情報に振り回されるのではなく、自分で必要なものを選べる。
一人で抱え込まず、誰かを頼ることもできる。
ほんとは、「自分と向き合う」というよりも、「自分を観察する」という表現の方が好きです。
向き合うという言葉には、どこか頑張る響きがあります。
でも、観察することには力みがありません。
ただ、今ここにある自分に気づいていく。
ヨガの時間に大切にしている「空白」も、そのためにあります。
ポーズのあとに訪れる静けさ。
呼吸と呼吸のあいだ。
何もしない時間。
その空白の中で、私たちは初めて、自分の内側の声を聴くことができます。
忙しい毎日だからこそ、何かを増やすのではなく、少しだけ空白をつくる。
そこから、自分との本当のつながりが始まるのかもしれません。
それが、「自分と向き合う」ことなのかな、と思っています。




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