手作りが教えてくれたこと
- yukisyoga
- 7月4日
- 読了時間: 2分
手作りが好きです。
石鹸を作ったり、野菜を育てたり、服を縫ったり、コンポストで土を育てたり。
「買えばいいのに。」
そう思う人もいるかもしれません。
私自身も、なぜこんなに手作りに惹かれるのだろうと考えてみました。
もちろん、作ることは楽しい。自分で作ったものには愛着も湧きます。
でも、それだけではない気がしました。
素材との関係。自然との関係。時間との関係。そして、自分自身との関係。
完成したものだけに価値があるのではなく、そこへ至る過程そのものが、自分の暮らしや心を少しずつ育てている。
だから、買った方が早いと分かっていても、人は手を動かしたくなるのかもしれません。
私は、社会の中ではあまり器用に生きられるタイプではありません。
会社という場所で求められるスキルやスピード、評価の物差しの中では、自信を失ってしまうこともあります。
そんな私が、自分の手で何かを作ると、不思議とエネルギーが湧いてくるのです。
一粒の種から野菜が育つ。
布が一枚の袋になる。
油が石鹸になる。
生ごみが土へと還る。
そこには誰かの評価は必要ありません。
ただ、「自分の手で生み出せた」という確かな実感があります。
その感覚は、私に「私は何もできない」ではなく、「私は生きる力を持っている」ということを思い出させてくれます。
手作りは、物を作ること以上に、自分で生きる力を少しずつ取り戻していくことでもあるのかもしれません。
便利な時代だからこそ、自分の手を動かし、暮らしを育てる時間は、私にとって「生きる」ということを教えてくれる、大切な時間です。




コメント