静かなところへ戻っていく感覚
- yukisyoga
- 6 日前
- 読了時間: 2分
更新日:3 日前
「先生の声は聞こえているんだけど、どこか遠くに行ってるような感じでした」先日ヨガクラスの終わりに、生徒さんがこんな素敵な感覚をシェアしてくださいました。
最近、特に“意識の向け方”が深まっていると感じていた方だったので、その内側の変化を言葉で伝えていただけたことが、とても嬉しかったのです。そして、日常生活にも良い変化が出てきているのだそう。
■ 私が大切にしていること
ポーズの形よりも、まずは呼吸。そして、
どこに意識が向いているか
どれだけ内側に寄り添えているか
自分の静けさに触れられているか
“声が遠くなるような感覚” は、ポーズの完成度だけでは生まれません。安心感、呼吸の安定、過剰ではないほどよい集中、そして──「自分の内側に帰っていく感覚」。それらがそろって初めて訪れる、深い意識のサインです。
■ ヨガ哲学で言えば、プラティヤハーラ(制感)の入り口
完全に遮断ではなく、「声は届いているけれど、反応していない」という典型的な状態。ヨガを続けていれば、誰にでもふっと訪れる瞬間です。
ただ、その“深い広がり”は、長い継続と安心感の中で自然に育っていきます。
■ 体にも意識にも、変化は必ず訪れる
ヨガを続けると、体は確実に変わっていきます。そして意識の深まりは、“練習の質” が育ててくれるもの。
ヨガスートラでは、
アビヤーサ(継続的な練習)
ヴァイラーギャ(手放し・執着をゆるめる姿勢)
この両側から育てていく“心の技術”として語られています。
体を超えた内側のスキルも、やさしく育てていきましょう。
この深い体験をシェアしてくださった方は、5年ほど前、ヨガ初心者として私のクラスに来てくださいました。はじめての方も、経験者の方も、どうぞ気軽にいらしてください。
ヨガクラスのご案内はこちらからご覧いただけます。





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